新元号『令和』を迎えて
簾舞地区町内会連合会会長 成 田 義 克
四月末をもって長いようで短い『平成』という時代が終わり、『令和』という新たな時代が幕を開けました。
会員の皆様においても、気持ちも新たにこの『令和』をお迎えされたのではないでしょうか?
さて、この元号『令和』の由来や意味については、皆さまもご存じのように、「万葉集」から引用しているとのことです。「梅花の歌」32首の序文に「初春の令月」という言葉があり、「令月」とは、何事をするにもよい月、めでたい月との意があるそうで、首相の言葉を要約すれば、「文化は人々が心を寄せ合うなかで作ってきたものであり、こうした文化と自然をこれからの世代にも引き継いでいきたい」という思いであるようです。ちなみに、外務省による英訳では「Beautiful Harmony(美しい調和)」です。現在、インターネットによる様々な情報の同時的共有やAIによる判断など、第4次産業革命ともいわれる新興の技術革新が職業や生き方そのものにも大きな影響を与える時代となってきています。自動運転車の実現化は、高齢者等の移動や限界集落への物流などの超高齢社会を支えるサービスとしても期待が持てます。『令和』の時代は、人間中心の、人としての感性を生かすことができる社会と未来になってほしいと思っております。 今後も、様々な活動を通じて近隣の皆さまとおつきあいが活発になりますよう、皆さまのご協力をよろしくお願いいたします。
着任のご挨拶
簾舞まちづくりセンター所長 山 北 尚 志 (藤野在住)
この4月より、初代佐藤所長の後任として「簾舞まちセン」へ着任いたしました山北と申します。私は、3月末までは北海道文教大学明清高校の教員として、それ以前は道立高校の教員として全道各地の高校で勤務しておりました。
ちなみに、平成元年から同16年3月までは札幌南陵高校に勤務しており、また平成元年以来、藤野の住民でもあるので、今回の「簾舞まちセン」での採用にあたっては、何らかの縁を感じております。
成田会長さんをはじめ、町連の役員の皆さまから温かな言葉かけをいただくなか、改めて責任の重さを感じております。今後は、微力ながらもこれまで培ったスキルやノウハウを生かせるよう、黒岩次長をはじめ所員の方々の助けを借りながら、自主運営のまちセンゆえの、地域に根ざしたまちづくりの運営に寄与していきたいと考えております。また、地域の多くの方々のご意見やご要望に耳を傾けながらまちづくりセンターの広報にも力を入れていきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。