10月31日(土)午前、例年ですと簾舞地区社会福祉協議会・地区福祉のまち推進センターおよび簾舞地区まちづくり連合会主催により、みすまい児童会館の協力を得ながら児童会館も会場として行われていた異世代交流事業ですが、今年度はコロナ禍ということもあり、「コロナ退散祈願 ステージパフォーマンス」をメインに地区会館集会室にて「みすまいまつり2020」を開催しました。
10:00~主催者を代表して地区社協成田会長、来賓を代表して南区社協事務局長小平様から挨拶をいただいた後、宝玉斎こん太、ぽん太さんのお二人によるステージパフォーマンスを開始。今回は、児童会館の参加はないので、大人の皆さんを意識しての日本の古典的な「和芸」でのパフォーマンスでした。
まずは、コロナ退散祈願の「獅子舞」。獅子と福禄寿が登場しての舞いでしたが、「獅子舞」を初めて見る子どもたちばかりのようで、それはそれはとても新鮮な驚きと喜びの反応があって、こちらとしてもとても嬉しく思いました。獅子がライオンのことであることを初めて知った子も多かったようです。
その後は扇子を使って、あるいは「五階茶碗」といった顎の上に台になる茶碗を立ててその上に積み上げていくバランス芸、金輪や枡を傘のうえで廻す「傘回し」等々の、日本のいわゆる「軽業」といわれる「曲芸」の数々。TVでもなかなか見ることがない日本の古典的な曲芸で、参加者の皆さんにも大いに受けていました。
休憩後はこん太さんによる参加者からお題をいただいての、これまた日本古来の曲芸である「紙切り」。子どもたちからのお題には、「小悪魔」や今流行の「鬼滅の刃」等、こん太さんをちょっと困らせるお題もあって会場も大いに沸きました。お題の提供者へは紙切りのその作品がプレゼントされ、これまた大喜びでした。
最後にこん太さんのこれまでの「紙切り」作品の一部をOHPで映写して〆となりました。
今回は、検温、換気にマスク、密を回避しての座席設定での開催となりましたが、『笑う門には福来る』。難しいことを考えず、今日は半日とはいえ、56名の大人の方と21名のお子さんたちには、充分に楽しんでいただけたのではと思いました。
さらに今回の事業は、「赤い羽根共同募金助成事業」でもあり、会場前の赤い羽根共同募金コーナーでは、「南区限定バッヂ」や初音ミクのファイルも募金協力お礼として提供され人気を博していました。
なお、ラクダ便2台による住民送迎サービスもあり、約20名の利用がありよかったです。
北海道新聞「さっぽろ10区」2020.11.10 |