11月9日(火)、14時から簾舞地区会館にて「(仮称)札幌市町内会に関する条例」に係る札幌市(南区)と地域との意見交換会が行われました。
これは、少子高齢化の進行下で地域力の減衰や地域コミュニティの希薄化等が懸念されてきており、「住みよいまち・地域」の形成にあたって、地縁組織である町内会の役割がますます重要となってきています。
こうした状況の中、町内会の維持存続や発展のために「条例」の形で町内会の存在意義を市民や企業、行政がしっかり認識して共有化するとともに町内会条例によって札幌市が経費負担の削減や人的負担の軽減、加入促進支援等を行おうというものです。
このことについての地域からの意見聴取の会で、コロナ禍中、何度か開催が延期されており、緊急事態解除下で三密を避けての、地域からは各単町の会長さん等に限っての開催でした。
川本南区市民部長からの挨拶後、地域振興課手塚係長からの資料による説明があり、質疑応答と意見の聞き取りが行われました。
出席者からは、あえて条例とすることや事業者の関わり方についての質問、町内会加入でのメリットのみならず未加入による具体的なデメリットの設定、および条例に拘束力を付加すべき等の意見もだされました。
今後は、各地区で出された意見等を集約し、市としての素案をまとめ、議会へ提出する予定とのことです。
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