3/20 砥山・豊滝地区等での鹿による食害被害が甚大 農家さんが悲鳴を上げています

お知らせ
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今年は例年にない大雪で毎日のような除雪作業が大変で悲鳴を上げるシーズンでした。 早くの雪解けが待ち遠しいのですが、今冬の大雪は果樹農家さんにとっても過酷なものになっているそうです。
大雪のために例年よりも果樹の上の方まで積雪があるため、鹿が新芽や樹皮を食べやすくなっています。また夏と違って電気柵も設置できません。
ここ数ヶ月、鹿が群れをなしてやってきてはリンゴなどの芽や皮を食べ、その結果、樹が裸状態になり枯れるのを待つだけになっています。その結果、毎年、収穫量が減っているそうですが、今シーズンは、砥山のある果樹農家さんは数十本の樹が食害被害に遭っています。
そして、今シーズンの生産が危惧されています。
鹿による食害は今年に始まったことではなく、これまでもずっと続いていることで、毎年、新しい枝や芽が食べられるために全く成長していない苗木もあるそうです。
リンゴの場合、10数年掛かって成木になるそうですが、そうなるまでの手間や努力や経費が全て無になってしまうのです。
被害が大きい割に行政等の対策が不充分ということで農家さんは大変な状態です。
なお、3月18日と20日に猟友会と南区に関わる3名の市議や道議等の皆さん方、そして豊滝の農家さんらが砥山の農家さん4か所に鹿被害の視察で来られたそうです。

樹皮が食べられて一部裸になっています。表紙の写真の樹は丸裸状態です
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