11月8日(火)、簾舞地区まちづくり連合会女性部会と防災交通部会との共催での札幌市の出前講座を利用した研修会を地区会館で行いました。
まだまだコロナ渦ということもあり、参加の事前予約制による感染予防等の対策をとっての実施となり、35名の参加者がありました。
講座は、「災害時における身近な家庭用品の活用と防災用品の体験研修」で、札幌市防災協会と札幌市南消防署予防課から職員を講師に迎えての研修会でした。
まずは防災協会職員による、避難所でのテント型パーテーションや段ボールベッドの組み立て実演や簡易トイレ作成に係る説明等がありました。
引き続き、消防署員による災害に係る説明、解説がありました。例えば、地震等の災害が収まった後、まず靴やスリッパを履くとか、避難所へ向かう際は自宅の電気ブレーカーを落として、自分専用の薬とメガネを持参するとか、またできる限り上履きやマスク、アイマスク、耳栓、アルコール除菌シート、寝袋、ランタン、手廻しラジオに羊羹等の軽食を持ち込む、といったことや、災害時に一番問題となるのがトイレで、その対策等についての講話がありました。具体的な防災対策に関する話もあり、参加者の皆さんも大きくうなずきながら聴いていました。
講話後は、実際に非常食を試食して、その味と便利さを体験しました。
北海道新聞(別冊)「さっぽろ10区」(2022/11/29)記事