令和3年が始まるに当たって、簾舞地区まちづくり連合会会長、ならびに簾舞まちづくりセンター所長よりご挨拶申し上げます。(「広報みすまい」新年号 掲載)
『令和3年』を迎えて
簾舞地区まちづくり連合会
会長 成田 義克
あけましておめでとうございます。今年も雪が少ないお正月を迎えることができました。皆さまは穏やかな新年をお迎えされましたでしょうか。
昨年一年間を振り返ってみますと、正月が明けるやいなや中国武漢市で発生した正体不明の肺炎が、「さっぽろ雪祭り」の開幕を控えた1月28日、武漢からの観光客感染確認を契機に新型コロナウィルスとして北海道内でも感染拡大し、3月には世界的な感染流行下で東京オリンピックの開催延期が決まったことはまだ記憶に新しいところです。そして感染拡大予防の観点から様々な行事やイベント等が開催の変更や中止となり、コロナとともに生きる生活を余儀なくされています。
簾舞地区においても、簾舞地区町内会連合会と簾舞まちづくり協議会の統合である「簾舞地区まちづくり連合会」の設立総会だけは、三密を避けるなかで開催することができましたが、各部会での様々な行事やイベント等の事業が中止や縮小化、変更となりました。ただ、7月のパークゴルフと八剣山登山、8月の親子釣り大会、9月のウォーキング等、野外での活動が主たる事業や実施形態を工夫しての10月のみすまいまつり等のイベント、何よりも歴史ある「簾舞通行屋まつり」の代替として安心・安寧祈願の「花火大会」を開催することができました。また、福祉部会での新たな「買い物お助け便」事業の試行も豊滝・砥山地域でスタートすることができました。この事業は令和3年度では簾舞地区全域での試行を計画しております。
こうした事業はひとえに地域の皆さま方によるご理解、ご協力、ご支援の賜物によるものです。
コロナ禍中、さらにコロナの変異種出現という状況下で、まちづくり連合会の会員や地域の皆さまにおかれましても、様々な影響や負担、損害を被られ大変な日々をお過ごしの方々も多いと思われます。
そうした中で1日でも早く、皆さまが平穏かつ安心して一堂に集える世の中になることを祈念するとともに、令和3年こそ、希望に満ちる年となってほしいと願っております。
本年の「丑」は、干支の2番目で子年に蒔いた種が芽を出して成長する時期といわれ、それゆえ「発展の前触れ(芽が出る)」「我慢(耐える)」を表すともいわれるそうです。新型コロナウイルスの蔓延で、まだまだ耐え忍ぶ年になるかもしれませんが、先を急がず目前のことを着実に進めることで新たな発展へ繋げる年になればと思っております。今後とも、皆さまのご協力をよろしくお願いいたします。
令和2年を振り返って
簾舞まちづくりセンター所長
簾舞地区まちづくり連合会事務局長
山北 尚志
あけましておめでとうございます。昨年5月の「簾舞地区まちづくり連合会」発足とともに事務局長となりました山北です。
日頃より地域の皆さま方には、まちづくりセンターの運営業務において様々なご協力をいただいていることに感謝申し上げます。
まちづくり連合会のホームページ「みすまいHOTチャンネル」には、「簾舞まちづくりセンター所長ブログ」として「まちづくり連合会」に係る事業やイベント、その他、地域に関係する出来事について、できるだけ早急に写真と記事をアップするようにしております。スマートホンからもご覧いただけますので感想やご意見等をいただけるとありがたいです。
さて、成田会長の巻頭言にもありましたが、昨年は新型コロナウィルスに始まってコロナ変異種出現というコロナに振り回された一年でありました。
「まちづくり連合会」は、昨年5月に、組織の運営・業務分担の明確化、運営を担う組織役員の負担軽減、「まちづくりビジョン」を基盤とした地域の歴史・文化と住民の要望を反映できる簾舞独自の組織作り等を目指して発足しました。従前の「簾舞地区町内会連合会」と「簾舞まちづくり協議会」での事業を継承発展させるとともに、新規事業の立ち上げにも取り組んでいます。が、コロナ禍中ということもあって全てが順調という訳でもなく、工夫を凝らすことで何とか対応しています。2月6日の「みすまい雪あかり2021」も、児童会館が参加できない中、規模を縮小し点灯式を行わない開催となりますが、12月中からイルミネーションは試験点灯中ですのでご覧ください。
コロナウィルス禍中、ワクチン接種等による早期収束が期待されるものの、まだまだあらゆる面で我慢を強いられる生活が続きそうです。感染予防対策を実践しつつ、「コロナ慣れ」することなく、地道に前を向いて突き進むことでこの事態を切り開いていくしかないようです。今後とも、地域の皆さま方のご理解とご協力を必要としておりますのでよろしくお願い申し上げます。