3/5 砥山にてドローン等の試用による2回目のエゾシカの有害駆除実施

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今シーズンも、砥山、豊滝を始め藤野等、南区でのエゾシカによる食害被害が増大しています。
昨年も有害駆除を実施しましたが、シカの生息数は大きくは減っておらず、今年も被害が出ています。
特に、シカの越冬地となっている砥山地区の果樹園では、すでにエゾシカの食害被害が大きくなっています。
そのため、1月22日(日)に農家さんの要望を受ける形で、猟友会札幌市支部(奥田邦博支部長)によって大規模な有害駆除(巻き狩り)を行いました。そして13頭の駆除が出来ました。
当日のNHKのニュースでも放映されましたが、ドローン利用の有効性を認識できた巻き狩りでした。
が、有害駆除としてまだ不十分ということで、今回、3月5日(日)の早朝から2回目の巻き狩りを、前回同様に、札幌市農政部との共催で行いました。
好天と気温も緩みがちの中、前回と同じく、本部を三区の南里さん敷地内に置き、朝6時から60名ほどの猟友会札幌支部所属ハンターさんが入山、午前8時から午前中、砥山発電所~観音沢エリアの北電および国有林の山中にて、有害駆除を実施しました。
今回も、(株)「CDP北海道」さんの協力を得ての、ドローンを使っての鹿位置情報を入手ながら狩りを進めましたが、ただ、前日に何故か駆除予定地に入ったハンターがいたようで、先日まで多く見られていた鹿の群れが山中では中々見えず、またドローン映像によれば、シカがかなり警戒心を持っていたようにも見えました。
結果的には7頭の牡シカを駆除できました。ただ前日入山したハンターにどんな理由があったのか判りませんが、鹿の食害に苦しんでいる地域としては、残念な話しです。本日、朝早くから入山し、駆除に協力いただいたハンターの皆さんには感謝の言葉しかありません。ありがとうございました。
また午後からは、新人?ハンターへのシカ解体の実習が行われ、参加者の皆さんはナイフを片手にベテランハンターを講師として、その指導にしたがって、解体、肉処理を行いました。
講師の方々の解体術は見ていた私も、実際にやってみたいと思える手際の良さでした。

※ドローン映像

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