7月24日(日)、今年度も簾舞地区まちづくり連合会歴史・文化部会によるオオムラサキ観察会を行いました。
今年は10数年振りとなるオオムラサキの大発生で、早くも7月7日前から羽化が始まっていたので、この時期まで成虫がいるかどうか不安であったのですが、朝の9時前から気温の上昇とともにたくさんのオオムラサキが舞ってくれました。
好天の中、親子連れやご夫婦等を含めた簾舞・豊滝地区の18名、簾舞以外の地域の方3名、そして「旭山自然調査隊」の大人やお子さんら27名が合流しての計48名の参加者がありました。
成田まち連会長からの挨拶後、オオムラサキ保存会の土田会長からのオオムラサキやこの場所についての説明があり観察会が始まりました。
すでに多くのオオムラサキがペアリングを求めて飛行しており、自分の近くを舞うオオムラサキの姿に、子ども達を含めて、歓声が上がりました。
羽化後のサナギの抜け殻もあちこちで見つかり、またエゾエノキの葉の裏には卵が産み付けられており、まだ羽化していないサナギも見つかりました。
ペアリングの行動も、さらには産卵中のオオムラサキも観察することができたのにはびっくりでした。
今年は、様々な条件が重なってのオオムラサキの大発生でしたが、来年も多くの発生を観察できるとよいです。
そのためにも、普段は立ち入り禁止区域となっているものの、この豊滝サンクチュアリの保護・保全活動を継続していく必要があります。
オオムラサキの保全に興味、関心がある方は是非とも「簾舞オオムラサキ保存会」へ入会してください。まちづくりセンターへご連絡ください。
産卵中 | |