11月30日(木)の午前中、南区社会福祉協議会と簾舞地区社会福祉協議会による福祉除雪事業に係る合同説明会が簾舞地区会館集会室で行われました。
この福祉除雪は平成12年に試行実施され、平成15年から福祉除雪事業として正式に始まったもので、1戸建て住宅居住で半径500m以内に除雪を依頼できる身内がおらず、自力で除雪ができない70歳以上だけの世帯や重度の身体障害があったり、介護保険での要支援世帯が対象です。
この12月1日(木)から来年3月20日(水)までが実施期間で、自宅から道路までの通路確保が主たる目的なので、市による道路除雪後の堅雪排除を含めて間口から玄関までが福祉除雪の対象です。
今年度、簾舞地域での除雪希望のお宅は34軒で昨年よりも7軒減り、福祉除雪協力員として除雪ボランティアをしていただける方も昨年度よりも2名少ない19名の方々です。
簾舞に限ったことではありませんが、地域の高齢化が進む中、除雪協力員の確保が難しくなっています。
ただ、今回は、小学校から配布された協力員募集のちらしを見て、自分も手伝いたいと申し出たという団地町内会の6年生とその家族がいて、出席者を感激させました。
成田地区社協会長と南区社協の髙谷事務局長からの挨拶後、南区社協大川原担当から制度についての説明がありました。そして質疑応答が行われました。
福祉除雪には見守りの側面もあります。この福祉除雪を利用する方々の除雪支援についての理解や除雪ボランティアの方々への感謝の気持ちも重要であると思えました。