1月17日 (火)付けの広報「みすまい」新年号(第5号)が発行されました。
令和5年が始まるにあたって、簾舞地区まちづくり連合会会長、ならびに簾舞まちづくりセンター所長よりご挨拶申し上げます。
★『令和5年』を迎えて
簾舞地区まちづくり連合会
会長 成田 義克
あけましておめでとうございます。
昨年よりは雪の少ない年明けとなりましたが、皆さまは穏やかな新年をお迎えされましたでしょうか。
新型コロナ感染者が道内で初確認されてから1月28日で3年になります。改めて昨年1年間を顧みますと、1月中旬からの「第6波」流行に伴って3月21日まで「蔓延防止等重点措置」が適用され、日常での様々な活動が影響を受けました。 そのような閉塞感の中、2月24日、ロシアのプーチン大統領がロシア系住民の保護を口実に「特別軍事作戦」の名の下にウクライナへの軍事侵攻を始めました。当然、ウクライナはこの侵略行為に抵抗し、日本を始め各国の支援を受けながら現在も戦っています。しかし、世界経済は大きな影響を受け、日ロ関係の悪化に伴い北海道でも魚介や海産物、木材、エネルギー、その他の価格上昇や円安に伴う物価上昇等、苦しい家庭生活へ追い込まれています。
そして7月から「第7波」流行、10月からの「第8波」により、特に感染力の強いオミクロン株の流行で感染者が激増し、道内感染者は延べ171万583人で前年の約24.4倍、死者も2,580人で前年の約2.5倍を数えました。その結果、簾舞地域においても罹患され、また亡くなられた方もおられました。ご冥福をお祈りいたします。現在、感染者の高止まり傾向にある中、感染拡大防止と社会経済活動の両立という政府方針に基づき、行動制限や水際対策が大幅に緩和され、日常を取り戻す動きが加速しています。
簾舞地区まちづくり連合会としては、各部会の行事や事業は従来通り、三密を避けて工夫を凝らし、「やれることはやる」という方針の下、7月のパークゴルフと八剣山登山、9月の親子釣り大会とウォーキング、そして10月のみすまいまつりを行いました。ただ「旧簾舞通行屋」開設150年の節目としての「簾舞通行屋まつり」は開催できませんでした。が、代替としての安心安寧祈願「花火大会」は大々的に開催することができ、「通行屋まつり」30年のあゆみが判るカレンダーも作成、配付できました。そして何よりも喜ばしかったのは、まちづくりの上で大きな懸案事項であった簾舞中・小学校の藤野への統廃合問題が年越し前に棚上げ決定となったことです。地域の多くの皆様の思いや行動が教育委員会へ通じたといえます。ただ、豊滝方面へのじょうてつバスの減便等、地域をとりまく課題は多難です。
今後は「ポスト&ウィズコロナ」での生活を余儀なくされていくと思われますが、今後とも地域の皆さま方によるご理解、ご協力と支援を受けながら様々な事業や課題解決に取り組んで行きたいと考えております。まだまだ大変な日々をお過ごしの方々も多いと思われますが、1日でも早く、皆さまが平穏かつ安心して一堂に集える世の中になることを祈念するとともに、令和5年こそ、平安と希望に溢れる年となってほしいと願っております。
毎年、この「巻頭言」では中国伝来の十二支に関して書かせていただいていますが、「卯」年は、十二支の4番目で、芽を出した植物が成長し、茎や葉が大きくなる時期、目に見えて大きく成長する年だといわれています。
特に今年の「癸卯」(みずのとう)は様々なことに「区切りがついて次へと向かっていく」年ということですので、是非とも期待したいと考えております。
今後とも、皆さまのご協力をよろしくお願いいたします。
★ 令和4年を振り返って
簾舞まちづくりセンター所長
簾舞地区まちづくり連合会事務局長
山北 尚志
あけましておめでとうございます。
日頃より地域の皆さま方には、まちづくりセンターの運営業務において様々なご協力をいただいていることに感謝申し上げます。
さて、令和4年を振り返ってみますと、昨年も新型コロナウィルスに振り回された一年でした。コロナ禍中ということもあって全てが順調という訳ではありませんが、「まちづくり連合会」では、まちづくり活動ビジョンの実現を目指して従来からの事業を継承発展させるとともに、新規事業の立ち上げにも取り組んでいます。ただ高齢者の買い物の足の確保を目指して進めてきた「買い物お助け便」の利用状況が芳しくありません。このままでは次年度での事業の継続が難しくなり、事業の運用を見直さなければなりません。
地域の魅力発信に関する事業として、これまで地域内の農園や果樹園に関する案内マップの作成と配付やまち連のホームページ「みすまいHOTチャンネル」やフェイスブック等による情報の発信を行っていますが、次年度はさらなる地域の魅力発信策として、「未来まち推進事業」として飲食販売店や工芸製作、販売、事業所、その他、いわゆる地域の「お宝」情報を掲載したマップの作成を計画しています。
そして、このマップ作成に関わり、地域の子育て世代を始め若い方々の協力を求めます。情報やアイデアの提供、作業協力、その他、出来る範囲での協力、支援を求める予定で、ライン等による参加、協力も歓迎しますので、よろしくお願いいたします。
会長の言葉にもありましたように、一昨年末に降って湧いた「簾舞中学校と小学校」の藤野中、小への統合案はじょうてつバスの減便も一因となって、ひとまずはなくなりましたが、簾舞、豊滝、砥山地区が若い世代にとっても魅力ある地域であるようまちづくりを進めていかなければなりません。
そのためには、これまで以上に地域の皆さま方のご理解とご協力が必要となっていくと思われます。「みすまいHOTチャンネル」の「簾舞まちづくりセンター所長ブログ」で「まち連」に係る事業やイベント、地域に関係する出来事について、できるだけ早急に写真と記事をアップするようにし、「まち連Face book」とその中の「R230簾舞・豊滝・砥山エリア魅力発信プロジェクト」ページでも情報を発信しております。スマートホンからもご覧いただけます。農家の方々も、今の畑や果樹園のようすを写真や動画で「まちセン」へお送りいただければ、アップ、掲載しますので、ご遠慮なくお送りください。皆さんと積極的に繋がっていきたいと考えております。そして感想やご意見等をいただけるとありがたいです。