8/22 電柵が回されている農地内へ侵入をはかったヒグマの穴掘り跡

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8月22日(金)、豊滝除雪ST近くにあるサンシャインフルーツ園の農地にヒグマが侵入を図ろうとして穴を掘った跡があるとの報告があり、札幌市環境共生担当課職員とNPOエンビジョン環境保全事務所職員、農協担当者と現地確認を行いました。
この農地にはプラムや梨の木、その他が植えられていて、周囲には電柵が張りめぐされていて日中も通電されています。
穴堀跡の発見は22日の朝9時頃で、熊の出現は恐らく昨夜から朝にかけてと思われます。盤の沢川が流れる下の方から斜面を登ってきて電柵の下をくぐろうとして穴を掘り、しかし侵入できずに2カ所で穴を掘ったようです。
今回は8月18日に引き続いての2度目ですが、ともかく、電柵の予防効果はあるようです。
今年は暑さのせいもあって山には餌が少なく人里へ近くに出没する熊が非常に多いようです。この8月まで、ここの場所にこれまで熊が出没したことはありませんでした。
この場所にはプラムの木が多くあり、落下したプラムの実も多くあります。それらの匂いをたどって来ているのではないかとのことです。
現場付近から熊の毛と痕跡、あと糞が見つけられました。
また出没する恐れがあるので、とりあえず、農地の下と農地内にカメラを設置し、様子を見ることになりました。
ちなみに、サンシャインフルーツ園の土田さんの話ではヒトデ粉末は熊には忌避効果がありそうだとか、但し、シカ、アライグマ、タヌキ、鳥には全く効果はないとのことです。

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