7月26日(日)、昨年度に引き続き、簾舞地区まちづくり連合会 歴史・文化部会によるワークショップとしてのオオムラサキ観察会を行いました。
本日の観察会へは、小学生4名を含めた簾舞地区18名、豊滝地区4名、簾舞以外の地域の方5名の参加者があり、温かな日差しの中、雄雌のオオムラサキが飛ぶ絶好な観察日となりました。
観察をしながら北海道新聞のフォトエッセイ「イノチのけしき」も執筆されている環境コンサルタントの長谷川雅広氏からは、説明の他にもこの地をオオムラサキのサンクチュアリとしていくための今後の保護育成のありかた等についてのお話しがありました。また、オオムラサキ保存会の土田会長からも説明があり、改めてこの場所の大切さを理解することができました。
八剣山麓の自生地では一部の採集者によるオオムラサキ乱獲が伝えられており、この一帯での保護活動が重要なものになっています。不心得な採集者への注意喚起を強められれば良いと思います。
なお、簾舞地区まちづくり連合会では、今年1年間かけて簾舞における中・長期に渡る国蝶オオムラサキの保護育成のあり方について、ワークショップ等を交えながら地域の方々と活動を進めていこととしています。
旭山探検隊の小学生が見つけたさなぎの抜け殻 | |
次の3枚は 長谷川雅広氏 撮影 | |