1年を通じて多くの方々に利用されている八剣山ですが、11月20日(水)午後、八剣山の南口登山口と中央口登山口に「北海道山岳遭難防止対策協議会」によって登山に係る注意喚起の新しい看板が設置されました。
まずは南口登山口、次に桜井様の承諾をもらって中央口登山口に看板を立てました。
これは、今年7月に70代女性が滑落死した事故を含め、平成28年度以降、滑落による4件の死亡事故と複数の負傷事故が発生していることに対して、8月に北海道警察などの関係機関によって現地視察が行われ(「八剣山日誌」8/7)、その結果として、同協議会による看板設置が提案されたことによるものです。11月18日(水)、道庁危機管理センターにて道庁危機管理対策課、石狩森林管理署、道警本部、南区地域振興課、簾舞まちセン担当者によって看板設置に関する最終打合せ、意見交換会が行われ、決定されました。
八剣山は基本的には、標高が低いにもかかわらず岩場があってそれなりのスリルも味わえる、山らしさを感じる山なので人気が高いと思われます。どんな山にも危険は伴います。八剣山に登山する方々は危険な箇所や事故が起こっていることを十分承知の上で、自己責任において登っていると思います。ですので、この新看板は体力的に無理な方や初心者の単独での南口・中央口からの登山は避けるなどについての、さらなる注意喚起といえるものです。くれぐれも登山口閉鎖などの事態にならないよう、利用してもらいたいです。