9/27 小金湯さくらの森で「育樹プロジェクト」実施

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9月27日(土)の午前、小金湯さくらの森で、藻南・石山・常磐・さくらの森グループ主催、定山渓沿線町内会連絡協議会、札幌商工会議所、日本樹木医会北海道支部、札幌市の協力により「育樹プロジェクト」を実施しました。
「小金湯さくらの森」が平成28年に元農業センター跡地に開園してから来年で10年になります。平成23年から公園の造成が始まり11品種、約800本の桜が植樹されたのですが、土壌の状態があまりよくないらしく、桜の生長が芳しくない状況だったそうです。
そうしたなか、当初から関わっている樹木医の方々の進言もあって、さくらの森の土壌改良に取り組むこととなりました。
春にも一度、土壌改良作業を行っていますが、今回、広く多くの方々に呼びかけての開催となりました。
「育樹プロジェクト」参加者は小金湯さくらの森のさくらの森区域に集合。主催者からの説明後、樹木医の川口治彦さんと金田正弘さんから本日の作業に係る経緯と説明を受け、その後。グループに分かれて土壌改良の作業を行いました。
それは桜のまわりに直径・深さ30cm程の穴を掘って、円山動物園の象の堆肥ともみ殻燻炭を混ぜて入れて固形肥料、さらにもみ殻燻炭と象堆肥ミックス、最後に化成肥料をまいて埋め戻すという作業です。
作業終了後、金田正弘樹木医から桜の病虫害の話を聞き、胴枯病の桜の処置の実演を見学し、終了しました。この取り組みは次年度も継続して行われるそうです。
なお、参加者には円山動物園産のゾウの堆肥と秋植え球根がプレゼントされました。
さくらの森園内の「さくらの紅葉」も見頃です。さくらの紅葉はなかなか見られないです。

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