1/29 地区社協主催「認知症予防につながる口腔ケア」研修会開催

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1月29日(金)、簾舞地区会館にて、地区社会福祉協議会主催による「口腔ケアと認知症予防」というタイトルで、認知症予防に繋がる口腔ケアのあり方について研修会を行いました。
講師は、一般社団法人札幌歯科医師会所属の相談員であり歯科衛生士である梁川佳奈さんで、配付された「歯と口のケアからはじめる健康長寿」等のパンフレットをもとにしての判りやすい説明で研修が進められました。
歯をほとんど失い、入れ歯も使用しない人の認知症リスクは使用する人の1.9倍、かかりつけ歯科医を持たない人の認知症リスクは1.4倍だそうです。コロナウィルス予防の観点からも手洗い・うがい・マスクに口腔ケアが意味があり、口腔ケアによって歯周病をはじめとする認知症、心疾患、誤嚥性肺炎、糖尿病等の多くの病気のリスクを下げられるそうです。
コロナによる生活不活発症である「コロナフレイル」予防の重要性と同じく、「コロナオーラルフレイル」も大切で、口の周りの元気さを増加させることで健康寿命を延伸できるそうで、「健口美」体操についても研修し、1時間という短い時間でしたが充実した内容となりました。
当日は、21名の参加者があり、三密を避けて実施されました。また、当日は朝から降雪が酷かったのですが、ラクダ便による送迎サービスがあったので豊滝や団地の方々にも好評でした。
なお、この1月には、数年前に他地区から団地に引っ越してきたという方から、簾舞地区での公共の足である「じょうてつ」料金の高さ、他地域との不公平感について、苦情とお悩み電話もありました。地域としてもっと強い姿勢で取り組んでほしいとのお言葉でした。
バス料金の高さはこの地域が抱える長年の悩みであり、これまでも是正に向けた働きかけが、簾舞のみならず定山渓沿線町内会連絡協議会からもずっとなされてきており、結果的に、通学生への助成に留まり解決されていません。これでは「簾舞」の魅力も半減することになると思われますが難しいです。

  「健口美」体操
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